ジムでは登ったことあるけど外岩デビューがまだの人へ

クライミング、ボルダリングはジムだけ。

そういう人がどのくらいいるのだろうか?
海外でクライミングをしているせいか、私の周りにはあまりこういう人はいない。

昨今のクライミング、ボルダリングの隆盛は
ジムの発展によるところが大きいのは間違いない。

ロッククライミング?
「自分にはとても無理そう。」
「写真とかで見て興味はあるけど、どこから始めればいいのか分からない。」
そう思う人は多いはず。

地域差はあるだろうが、そういう人たちにも
近所で、学校や会社あがりにも体験できる施設。
そういう取っつきやすさを提供し、
文化としてほぼ定着させた功績は大きいだろう。

ちょっと話がズレるが、
泳げるようになりたいと思う人が、
いきなり海や川で練習するのはやはりハードルが高い。
波や潮の影響もあるだろうし、天候もある。
足がつかない深さになることもある。
広大な海水浴場では監視員の目だって全てには行き届かないだろうし。
まずは安全なプールで始めるというのが当然の流れだろう。

プールで水に親しみ、泳ぎのイロハをおぼえる。
そしてプールから出ないことも一つの選択肢となる。
水泳をスポーツやレジャーと捉えプールに通う。
ある人はアスリートを目指し、
ある人は運動不足解消のため。

そんな中で自然の中で泳ぐことに目覚めていく人もいる。
遠泳やトライアスロンのような競技や
ダイビングのような分野に興味を持つ人もいるだろう。
サーフィンやヨット、カヤックなどに派生する場合もあるだろう。

クライミングだって同じこと。
水泳と同じように元々は屋外で行うレジャーを
安全に簡単に、全天候、昼夜問わずに楽しめるようになったのがクライミングジム。
クライミングをスポーツや運動不足の解消と捉えて
ジムで安全に楽しんでいく。
これはこれで一つのライフスタイル。

また、クライミングに対するスタンスだって人それぞれ。
クライミングに人生の全てを捧げる人もいれば、
運動不足解消という人もいる。
他の競技やスポーツがメインで
クライミングはそのための補強運動だという人もいる。
これもまたライフスタイル。
私たちの時間は無限ではないし。
他にやりたいことだって沢山ある。仕事や家庭だってある。

しかし、このいずれにしても
あえて可能性を自ら閉じることは無いんじゃないだろうか?
「外岩は怖いので行きません。」
「そこまで本気で取り組んでるわけじゃないんで。」
「私なんてまだまだヘタなんで。」
気持ちはわかるが、やはりクライミングは屋外の岩を登ることに醍醐味があると思う。

月並みな言い方しかできないが、やはり
「騙されたと思って一度やってみ。」
としか言いようがない。

自分のエゴやスタイルを押し付けるわけではないが、
やってみないと楽しさは分からないし、
やってみればハマる可能性が高いと思うのだ。

外岩のクライミングの楽しさや充実感を文章で共有するのは難しいけれど、
やはりそこにはジムで登っていては決して味わえない解放感と達成感がある。

フィリピン国内でも土地柄によると思うけど、
セブのクライマーは他の地域に比べて外岩志向が強い。
マニラのクライマーはジム志向が強い。

もちろん岩資源やジムの充実度、コンペなどを含めたイベントの開催頻度など
いろいろとファクターはあると思うが、
少し登れるようになったら外岩に行く。というのが多数だ。
ジムでのクライミングはあくまで外岩のための練習と捉えている人も多い。
(もちろんジムでのクライミングも楽しいけどね。)

では、この少し登れるようになったらの
少しというのはどのくらいか?

アウトドアクラスみたいなやつで
ジムを飛ばしていきなり外岩からクライミングをスタートする子もいる。

ジムからはじめた場合では
早い子はジム歴3回くらいで外岩デビューすることもある。

もちろん外岩でのクライミングは危険を伴う遊びだ。
始めたばっかりの人たちだけで岩場に行くのは避けるべき。
しっかりした知識と技術を持つ人たちに同行することが条件だが、
逆にその条件さえ満たせれば岩場デビューに早すぎることはないだろう。

ジムと外岩で技術的にどちらが難しいかという疑問には意味が無いだろう。
すべては取り組む課題しだい。
世の中にはジムより簡単な岩も難しい岩も無限にある。

そしてセブ島の岩場に限って言えば5.7や5.8といって
初心者でも挑戦できるレベルの岩がたくさんある。
トップロープという、上からロープを吊るして
ぶら下がるタイプのクライミングなら下まで墜落する危険も少ない。

外の岩。本物の岩を登ることで得れれるメリットはたくさんあると思うが、
ひょっとしたら人生そのものを変えるかもしれない。

旅は好きだろうか?
旅行は好きだろうか?

もしそうなら次の旅行からは、ちょっと違った意味合いを持つかもしれない。

観光や癒し、慰労という
今までの月並みな旅行が変わるかもしれない。

なにせ日本中、世界中には無数の岩場があり、
ほぼ無限の岩がある。

自然を相手にする遊びはみな同じだと思うが、
クライミングはスポーツという範疇では収まらない。
生き方であり、ライフスタイルとなる。

さあ、外岩にでかけてみよう。

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プロフィール

cebuclimbing

Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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