どうにかして自力で行く。(ポオッグ編)

このサイトではクライミングが初めての人でも参加できるツアーを準備してあるし、
経験者には岩場行きのドライバー付きレンタカーも手配できるようにしてある。

そうは言っても自力でたどり着きたい人もいるだろう。

少しでも予算を切りつめたいというのが願望だろうが、
中には岩場まで行くところから冒険が始まっていると思う人もいるかもしれない。

そこで、なんとか最少の予算で岩場まで行けるように道順を記載しておく。
今回はポオッグ編。

セブ島でのステイ先はセブ市内、空港のあるマクタン島(ラプラプ市)、
それにマクタン島とセブ市の中間のマンダウエ市の主に3都市のいずれかになるだろう。
ここから出発とする。


最安方法(バス)

①まずどうにかしてサウス・バス・ターミナル(south bus terminal)までたどり着いてほしい。
タクシーないし、ジプニーないし、バイク、徒歩。
なんでもいいから、ここまで行ってからスタート。
セブには2つのバスターミナル、ノース(北)とサウス(南)がある。
セブ島は南北に細長い、枝豆のような形をしいてセブシティはちょうど真ん中へんになる。
北行きはノースバスターミナル、南行はサウスバスターミナルなので間違えないように。
トレドはセブ市の南だ。

②バスターミナルに着いたらトレド(TOLEDO)行きのバスを探す。
ここ数年は乗り場の位置はほぼ変わっていないが、
入り口から入って奥のほうにあるはず。
行き先が書いたプレートが天井やら柱やらに掲示されているが、
南部行きは次々に出ているので、
所定の場所ではなく空いている駐車スペースにバスを停める運転手も多い。
探すよりも誰かに聞いた方が早いし確実だ。

③バスが見つかったら乗車する前にもう一度、行き先を確かめよう。
バスには運転手とコンダクターと呼ばれる車掌のような
集金係の2人が乗っているので
コンダクターにトレド行きであることを確認すること。

④隣りのネグロス島に渡るような長距離バスだけは乗車前にチケットの購入が必要だが、
トレド行きなら乗車前にチケットのようなものを買う必要はない。
基本的に車内で支払ができる。

支払のタイミングは様々でコンダクターによって異なる。
乗車時に支払のこともあるし、
席が埋まってきたらの場合もある。
走り出してしばらくしてから支払になることもある。

⑤支払時にコンダクターにポオッグ(Po-og)で降ろしてくれ。と伝えること。
ルトパンまでの料金を教えてくれる。
乗合のローカルバスなので、ぼったくられることは心配しなくていいが、
料金は60ペソほどのはず。
ガソリン価格によって上下があるが、ほぼこんなところだろう。

ちなみにバスに時刻表はない。
満車になり次第、出発する。
言い換えれば満車になるまで延々待ち続けることもありえる。

満車になったら出発なので、
隣りの席を一つ空けておくとかは意味が無い。
最終的にはいっぱいになるまで詰められるのだから。

席はフィリピン人サイズなので少々窮屈だ。
しかしキャンプをするほどの大荷物でなければ大丈夫だろう。

なお、ポオッグまでは1-2時間ほどかかるので
車内で飲む飲料水は用意しておいた方がいい。
それとトイレも先に行っておこう。

停留所があるわけでもないし、
初めての場所だろうからポオッグで降りる場所も分からないだろう。
通り過ぎてしまっては困るのでコンダクターに
ポオッグに着いたら教えてくれと伝えておこう。
できればコンダクターに近い前のほうの席に座るのがいいだろう。

⑥出発したバスは乗客を降ろしたり、載せたりを繰り返しながら進むので
けっこう時間がかかる。早朝や休日などは1時間ほどで着くこともあるが、
渋滞する時間帯だと2時間を超えることも多々ある。

自力で行く場合は降りる場所を指定するのが最大の難所になる。
なにせ降車地点に目印になる物が何もない。
POOG - TOWNSHIPという住宅地があるので、
ポオッグに入ったらこの場所を指定しよう。
道路の右側にタウンシップが見えたら、
あとは目と鼻の先。カーブを2つほどまがれば降車地点だ。
小さな雑貨屋があり(ROSITA store)その脇を入っていくのだが、
このロジータストアという看板が出ているのが目印になる。

⑦バスを降りたら舗装された側道が見つかるはず。
おそらくバイクが何台か停まっているので乗せてもらおう。
バイクタクシーはセブ語でハバル・ハバル(habal-habal)という。
発音しやすい言葉なので言い間違えや聞き間違えはないだろう。
舗装された道なので歩きやすいのでアップを兼ねて歩いてもいいが
歩くと20分~くらいかかるかな。

⑧ハバルハバルの後部に乗って5分くらい走ると
左側に見晴らしのいいバスケットコート、
右側に小さな教会(チャペル)を通り過ぎる。
ここまでくれば正面に岩壁が見えてくるはず。

⑨降りる場所はこれまた何も目印が無い。
民家の家横を抜けるのだが、
壁を見失わないようにしよう。
壁が見えなくなってしまったら行き過ぎだ。
バイクの運転手にロッククライミングエリアに
連れてってくれと頼むのが一番手っ取り早い。

⑩バイクを降りたら利用料を払って山道に入る。
山道と言っても平坦で距離も長くない。
およそ5分もあるけばポオッグの岩場に到着する。


なお、帰りだがハバルハバルに帰りの時間を指定して
迎えに来てもらうか、表の道路まで歩いて下るかの2択になる。
下りなので歩いてもそれほど疲れないだろう。

メイン道路まで降りたらバス待ちになるが、
15分~30分に1本くらいはバスが来るはずだ。
サウス・バスターミナル行きに乗ろう。
間違えてさらに南部へ行くバスに乗らないように。


ちょっと快適に行く方法(V-HIRE)

バスは安いのだが、とにかく狭いしエアコンも効いていないことが多い。
乗客が多いために乗り降りを繰り返すから移動に時間もかかる。
そこでバンによる路線バスタイプのサービスがあるので付記しておく。

困ったことに人によって呼びかたが異なるのだが、
V-HIRE(ヴィー・ハイアー)
GT-express(ジーティー・エクスプレス)
UV-express(ユーヴィー・エクスプレス)
とか呼ばれる。
運営会社や年代によって呼びかたが違うが、
基本的に同じものなので間違っても大丈夫だ。

これはハイエースなどのバンをバス替わりに運用しているサービス。
乗客は15人くらいまでなので、それほど乗り降りが頻繁ではないため
バスに比べて移動時間が短い。
またエアコンが効いているのも大きな利点だ。
バスより料金は多少高いがそれでも100~120ペソほどのはず。

乗り場は各所にあるのだが、トレド行きなら分かりやすいのは
サンカルロス大学メインキャンパスの隣だ。
サンカルロス大はセブにいくつかキャンパスがあるし、
付属高校なんかもあるので間違えないようにメインキャンパスを指定しよう。
校舎の隣にあるのがV-hireステーションだ。
バンがいくつも止まっていて、
車体の側面に行き先らしき文字がいろいろ書いてあるはず。


できるかぎり分かりやすく書いたつもりだが、
実際、それほど移動はハードルは高くないので
なんとかして自分で行ってみるというのも大いにアリだろう。

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プロフィール

cebuclimbing

Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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