クライマー向けの車とガイド、ギアのレンタル。

クライミングの遠征ほど楽しいものはない。
趣味と旅行が結びつくのだから。

クライマーの中には普段は週末だけしか登れないという人も多いだろう。
逆にジムばかりで外岩になかなか行けないという人もいるだろう。

仕事や家事や学校が追いかけて来れない外国で
朝起きてから夜寝るまでただ岩を登ってればいい。
なんと幸せなことか。

安宿にとまって安い飯を食う。
朝はのんびり起きて朝食を食べ、
クライミングをし、
夕方前にはあがって地元のビールを飲む。
明日の朝までやることは何もない。
今日登ったやつ。明日登りたいやつ。
話の分かる仲間といつまでも話しあう。
遅くなったって飲みすぎたって関係ない。
明日もゆっくりだし、なんならレスト日にしたっていい。
控えめに言っても最高だ。

セブ島にも素晴らしい岩場があるのだから、
ぜひその選択肢に加えてほしい。

さて、クライミング海外遠征を褒め称えたところで
実際の話をしよう。
何が必要か?


まずは航空券と宿泊場所。

旅行会社が販売している2つがセットになったパックなら安心で簡単だが、
いかんせん高い。
予算はできるだけ切り詰めたい。

航空券はネットで格安航空券を手配するか。
滞在は岩場近くの安宿で充分だ。
少々の不便は覚悟の上だし。

道具はどうするか?

当然、必要なものは全て持っていく。
ロープ、クイックドロー、シューズ、ハーネス、チョーク。
重量が超過しないように調整する。

現地まではどうやってアクセスする?

ほうほう。ここからバスに乗れるんだな。
このスケジュールだと初日に登るのは無理そうだな。

食材や料理はどうするか?

現地の食事が合わなかったときのためにカップめんは持っていくか。
サトウのご飯も必要だな。
調味料は現地で調達するとして調理器具はどうするか。
そこまで僻地ではなさそうだから食器だけでいいかな。
いやまて。コーヒー沸かすストーブが無かったらどうする。
持参した方がいいのか?


こうやってスケジュールやプランを立てていくのも旅の楽しみの一つだよね。
私自身、計画やプランを練ったり修正したりするのが大好きな人種だからそれはわかる。


もし次のクライミングトリップ先がセブ島なら
ぜひ私にも声をかけてほしい。

このサイトの中でできる限り現地事情を書くつもりだが、
疑問や質問はいくらでもあるだろうし、
遠慮なく聞いてもらってかまわない。
別にお金を取るわけじゃないし。

ひょっとしたら一緒に登れるかもしれない。
タイミングが合えばぜひご一緒したいものだ。




話を変えよう。

手作りのクライミングトリップは楽しいし、
否定するつもりもまったくない。
私だってどこか外国に登りに行けば同じようなことをするだろう。

だがこのサイトではタイトルのようにリゾート&クライミングを謳っている。

私がこの地に住みついた20年前とは異なり、
近年、セブ島は観光地として大きな飛躍を遂げつつある。

ダイバーがスクーバダイビングをしに来るだけの島だったセブ島も
いまでは国際都市となり
巨大ショッピングモールが複数オープンし、
石を投げればマッサージ店に当たるほど多くのスパが開業し
世界各国のグルメが味わえ、
ビーチリゾートとして数多くの観光客を集めている。

幸いセブの岩場は市内から1時間ちょっとで着く距離にある。
クライマーによるクライミングに専念する旅行が楽しいのもわかるが、
ぜひセブ島の観光地としての側面も味わってほしい
というのがこのサイトの趣旨だ。
シティライフ、リゾートライフを楽しみつつも、
クライミングも楽しむ。
そういうのを推奨している。

そういう人たちのために車で岩場へのアクセスやギアのレンタル。
また岩場ガイドの手配ができるようにしておく。

能書きは後回しにして先に料金から


・車の手配

5000ペソ(6人以上は6000ペソ)
カンタバコ、ポオッグ、トゥグノン

6000ペソ(6人以上は7000ペソ)
タグバオ(モンサレラ)

料金は1台分の料金。6人以上の時は大型車料金
朝7時~夜7時まで12時間
運転手つき。
運転手はあなたが登っている間は車で待機する。

・岩場ガイドの手配

ガイド1人 2000ペソ

・道具のレンタル

シューズ 200ペソ
ハーネス 400ペソ
ヘルメット 100ペソ
ロープ 400ペソ
クイックドロー(12本)+ビレイデバイス 400ペソ

このようになっている。



車代が高いなぁと思う人もいるだろう。
少し内情をバラしてしまうと、
フィリピンは生活雑貨は安いが
ぜいたく品の金額は日本と変わらないか、かえって高いことがおおい。
ガソリン代もその一つで日本とそれほど大きく変わらない。
ガソリン10リットルと平均的な労働者の日給が同じくらいだ。
また、他の観光地と違い借り手が自分で運転できないので
運転手つきが標準的になる。
まあ、慣れない土地を自分で運転するよりドライバーがいたほうが安心だろう。
そんな事情で交通費、移動費がどうしても割高になる。

場所が場所だけにタクシーで行くにも限界がある。
何日かの泊まり込みならタクシーを乗り捨ててもいいのだが、
登り終わったらまたセブシティに帰るとなると
帰りの足をキープしておく必要があるし。


ガイド代はどうだろうか?

私の意見としてはいくつかの点で
ガイドをつけるメリットは多いにあると思う。

もちろんガイドには岩場の案内やルートのグレードを教えるなどの役割もあるが、
目に見えないトラブルを予防するという役割もある。
ローカルルールと山でのマナーのページでも書いたがガイドがいるだけで
ほとんどのトラブルを事前に回避することができる。

ガイドがいないと
・アプローチが分からずに岩場にたどり着けない。
・山道を迷ってしまう。無駄に時間を費やしてしまう。
・うっかり入山料を払わずに入ってしまうと退去を命じられてしまうこともある。
・万が一、事故が起こったとき山中で身動きが取れなくなる。
・英語が普及しているフィリピンだが、山間部では現地語しか話せない人も多い。

逆にガイドがいると
・事故があた際の対応も現地ガイドならすぐに対応ができる。
・現地語がわかるので地元との意思の疎通もできる。
・もちろんクライマーの実力に合った適切なルートの選択もしてくれる。
・さらにビレイヤーとして働く。
・さらに荷物持ちとしても働く。
・ドロー掛けや回収もやってくれる。
・最新のルート図やトポが頭に入っているから浮石や危険エリアなどのアドバイスもできる。

などなど。

しかしガイドを利用する最大の利点が「現地クライマーとの交流」だろう。

せっかく海外の岩場で登るのだから、友達を作らないのはもったいない。
たとえ拙い英語と日本語の交流だったとしても、
クライミングが好きでたまらない者同士であれば会話は通じるものだ。

日本人の仲間だけで登るはそれはそれで楽しいが、
事情が分からない初日だけガイドをつけるというのも大いにアリだ。


道具をレンタルする利点はなんだろう?

言うまでもないが日本から持ってくる道具を減らせる点だ。
腰を据えて登りこむならギアを持ち込む必要があるが、
1~2日のみ登りたいくらいなら
スーツケース内のスペースを圧迫するクライミングギアはできる限り減らしたい。
重量の超過料金がかかる可能性だってある。
帰りのお土産のスペースだって必要だ。
持っていくものはシューズとハーネスだけでオーケー。
これならそれほどかさ張らないし重量も大したこと無い。
あとの器材はレンタルしちゃうのは賢い選択と言える。

命を預けるものだから自分の物しか信頼できないという方には無理だが、
こちらも基準に沿った品質のものだけを準備しているので安心してほしい。


上記の料金はそれぞれ利益をかなり削って設定してある。
登りに来る人が負担にならないようにというのがその理由だ。

さすがに赤字では続けられなくなってしまうので
持続可能な程度の利益を乗せてあるが
利益はセブ島クライミングコミュニティの収入源でもあり
ジム器材の充実やレンタルシューズの購入、
ギアの補充、コンペの運営費用などに充てられる。

ぜひリゾート&クライミングのスタイルに有効活用してほしい。

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cebuclimbing

Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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