普段の外岩スケジュールを参考までに。

私個人の外岩に行く1日を朝から追ってみようと思う。
需要があるのか、
参考になるかどうかは全くわからないが、
標準的なセブのクライマーがこんな感じで1日を過ごしているのか分かってもらえば
なんとなくセブ島の外岩の感じがつかめるのではないだろうか。

私が外岩に行くのは日曜など渋滞のない日がほとんど。
行先はカンタバコとしよう。

6:00
朝は6時に起床。
平日も休日も変わらずいつもどおり。
20年以上同じ生活を続けているので
前の日に飲みすぎなければ勝手にこの時間に目が覚める。

ヨーグルトとバナナと牛乳を1杯。
平日は3人の子供を学校へ送り出し、
自分も6:30には家を出るので朝は戦争状態だが
日曜日はのんびり支度をする。

7:00
ロープとクイックドローを車に積んで出発。
集合は8時だし、渋滞もないから30分程度で着くから
もっと遅くてもいいのだが習慣で出てしまう。

途中でセブンイレブンで500mlのスポーツドリンク、
それかマクドナルドでコーヒーを買う。

8:00
集合場所で待ち合わせ。
いつもは3~5人くらいで同乗することが多いかな。

当たり前と言えば当たり前だが、ここはフィリピン。
8時集合で8時に着いても誰もいない。
フィリピン人にとって8時集合というのは8時に家を出るという意味。
もっと強者になると8時に起きるというやつもいる。

それはわかってるが癖で時間前に着いてしまう。
仕事柄、また性格上しかたないことだ。
私としてはもっと早い時間の集合でもいいのだが、
フィリピン人相手に午前7時集合は不可能だろうな。

8:30
だいたいこのくらいに出発できることが多い。
っていうか、これより遅れるやつは置いていく。

9:30
岩場に到着。
車をバスケットコート兼駐車場に止めゲストハウスへ。
先行しているクライマーと合流したり、
後から来るのを待合せたりする。

近くの食堂に朝食を兼ねた昼食を食べに行く。
副菜2つと白米で50~80ペソくらいかな。
水筒にミネラルウォーターを詰める。
ちなみに200MLで1ペソ。量り売りなのね。

ゲストハウスへ戻る道沿いのパン屋で岩場に持って行くパンを買う。
チーズパンとココナッツパン。
それぞれ1個5ペソで合わせて6つくらい。
みかんと同じくらいのサイズのパンだな。

10:30~11:00
アプローチ。
まあ距離はそう遠くない。
小川を渡って、小屋で入山料10ペソを払い、ノートに名前を書いておく。
その後、200段くらいの階段を登るとカンタバコのエリア5に到着。
歩く時間は10分程度だから準備運動程度だが、
かなり勾配のある階段なのでいい感じに息が切れる。

以前は平坦な道からエリア3に抜けられたが、
今はなにか事情があって通行止め状態。
まあ、エリア5で登ることが多いのでどちらでもいいのだが。

岩場に着いたらすぐに登る。
と言いたいところだが、おじさんとしては準備運動から。
とにかくケガだけが怖いのでかなりじっくりやるほう。
少なくとも20分くらい。

ウォームアップとして何度も登ったことのある11aや11bを登る。
適当なウォームアップのルートが無いので毎回が同じようなルートになる。
すでに体がムーブを覚えちゃってるので、
裸足で登ったりクライムダウンしたりして、
できるだけ前腕に負荷をかけるようにする。

とにかくスロースターター体質で指が岩になじんで
張り付くようになるのに時間がかかるので、
できるかぎりパンプさせるようにする。

この後に5.13以上のルートを登る予定の時は
ウォームアップでは12aを登ることもある。
手っ取り早くパンプしてエンジンがかかってくれるので都合がいい。

登る本数はその日のプロジェクトや調子によるが、
4~7本(便)くらい。
簡単なルートだけを10本以上登ることもあれば、
限界ぎりぎりを2便だけのこともある。

山に入る前に下で先に昼食を食べてきたのでランチは摂らない。
1本登るごとにパンを2つくらい食べる。
当然すぐに無くなってしまう。
それ以上は食べないようにする。
眠くなるしね。

とは言っても昼寝をとることも多いな。
取りつきが平坦なのでマットを敷いてしまえば横になれる。

1日登って、午後の4時を過ぎたら最後の1本にするようにする。
これは季節にもよるけれど
日が暮れてからヘッドランプ頼りに片づけをすると
忘れ物や落とし物をしそうで嫌なのだ。

17:00
ゲストハウスまで降りてくる。
手と顔を洗って着替える。
私の車は平日は仕事で使うので翌日の朝には洗車清掃をするから、
汚れた服で乗ってもいいっちゃいいんだが、
気分的に着替えたほうがサッパリするので。
ちなみに同乗するフィリピン人クライマーたちはそんなことは何も気にしない。
埃だらけのズボンのまま私の車に乗るやつばっかだ。
そもそもに着替えを持ってきてないから、
注意してもしかないんだけど。

山から降りてきたらコーラやファンタのような炭酸飲料を飲む。
アイスを買って食べる。
これは外岩に来た時だけに自分に許している大切な贅沢なのだ。

17:30
ひとしきりダラダラとして帰途につく。
だいたいセブ市に向かう途中で日が暮れるな。

乗っているやつらは全員寝てしまう。
きっと車内が静かだからだろうな。
私は車内では音楽をかけないので基本的に無音だ。
最初はみんなしゃべってるが、そのうち寝てしまう。

19:00
セブ市に到着する。

同行者に独身者が多いときは、どこかで夕食を摂る。
たいがいは安いバーベキュー店で6本セットで300ペソのビールと
バーベキューを大量に注文する。
ここでビールを飲みながら、ああでもない。こうでもないと
クライミングの話をするのがやっぱり楽しい。
独身者が多いのでみんな金がない。(それは家族持ちも同じか)
3~5人で飲んで食って1000ペソ前後で済むことが多い。
なので普通は半額を出してやることが多いかな。
額は大したことないから全額だしてやってもいいのだが、
毎回それを期待されちゃうと
ただのサポーターになってしまうので止めておく。

同行者に家族持ちが多いときはセブ市内で解散になることが多い。
その時は一人でマクタン島まで戻って日本食店に行く。
餃子や麻婆豆腐、玉子焼きや枝豆なんかを肴に一人でビールを飲む。
これはこれで外岩に行くときに自分に許している贅沢な時間。

こんな1日をもう10年以上繰り返してきた。
一緒に行くメンバーは移り変わってきたけれど、
自分がやっていることは10年変わってない。

余談だが私は外岩に行くときは、ほぼ必ず自分の車で行くし、
どんなに疲れてても行き帰りとも自分が運転する。
人が運転している車に乗るのが嫌なタイプなのだ。

フィリピンで働く外国人の多くは
経営者やマネージャーになると運転手をつけることが多い。
そうすれば移動中も仕事ができるし、
渋滞にイライラすることもない。
寝ることだってできる。
万が一、事故を起こしてしまった時も当事者が外国人だと補償額が違ってくる。
嘘みたいだが本当の話だ。
良いことばっかりなのは認めるが私は自分がハンドルを握っていたいのだ。
自分ひとりだけの空間は貴重だし、
運転手がいたらブツブツと独り言も言えないじゃないか。

いつも外岩には数人で行くが、交通費とかガソリン代とかを
仲間から払ってもらったことは一度もない。
どうせ自分が行きたいから行っているだけなので、
同乗者からガソリン代をもらおうとは思ってない。

もし一緒にいくクライマーから
「ガソリン代を払いますからいくらか言ってください。」
そう言われたら、ありがたく受け取るつもりではあるが、
今までに一度もないし、今後もないだろう。
そんなフィリピン人にはお目にかかったことがない。
それどころか、あわよくばメシまでおごってもらうかと企んでいる。

過去10年。
年に20日。
1人あたり100ペソずつでもガソリン代をもらっていたら、
いったいいくらになっただろうか。

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大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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