レスト日は何をするか?

セブ島は今や誰もが知る観光地になった。
リゾート地としてd今でも成長していて、主に東アジアからの観光客でにぎわっている。

日本からも4時間程度と近く、時差もほぼ無い。
物価も安く、英語も通じる。
実に手軽に行けるリゾート地である。

かく言う私も観光業に従事していて
毎日、日本から訪れる観光客のお世話をして生計をたてている。
(なのでご縁があれば私のお店でお会いしたいものだ。)

クライミングができるといってもセブ島は辺境の過疎地ではなく
300万人が暮らし発展を続ける観光地なのだ。
なのでレスト日に何をするか?
という項目には嬉しいことに数多くの選択肢が存在する。

折に触れ書いているがクライミングばっかりでなく
リゾートもバランスよく味わってほしいというのがこのサイトの主眼だ。
たとえば4泊くらいでセブ島に行くとして、
そのうち1日でもクライミングしてみたら
世界も友達の輪も広がるんじゃない?という主張で作っている。

残りの2日間は離島ツアーに行くなり、
ラグジュアリーなスパで癒されるなり、
巨大ショッピングモールを巡るなり、
いろんなことに使えばいい。
セブシティには世界中の料理が食べれるほどレストランが豊富だし
旅をいろどるナイトライフを過ごすバーやクラブも多々ある。

旅行、観光、リゾートが主な目的で
クライミングを一つのオプションとして考えるのは個人的には正解だと思う。

情報はネットの海に溢れているので、ぜひ色々と計画を練ってもらいたい。
わからないことがあれば遠慮せずに私に聞いてもらっていい。
本業はそもそも観光客のお世話をすることだし、
いくつかの分野ではお役に立てると思う。

なので、このページではリゾート&クライミングではない人向け。
つまりクライミングにどっぷり浸かるためにセブ島に来る人、
大げさに言えばクライミングだけをしに
セブ島に来る人向けに情報を提供したい。

こういった人たちは、
それぞれの岩場の近隣にステイして毎日歩いて岩場に向かうことになる。
朝はゆっくり起きてコーヒーを作る。
のんびり朝食をとって荷物をパッキングする。
昼食を買って荷物に詰め岩場に向かう。
そして時にはゆるく楽しいルートを登り、
時には自分の限界に挑戦する。
日が暮れる前に山を下りシャワーを浴びる。
汗と埃をすべて落としたら夕食の準備に入る。
マーケットまで出向いて屋台でバーベキューを選んでもいい。
夕食が終わったらもう明日の朝までやることはない。
気の置けない友人と酒を酌み交わし、
あるいはパートナーとコーヒーを飲みながら
今日のクライミングと明日の計画について話す。
実に幸せな時間である。
私もそこに交じりたいくらいだ。

さて、毎日、毎日クライミングばかりするのは実に楽しいが
ある程度の年齢になってくると体力的に連登が厳しくなってくる。
気持ちは岩場に向かっていても疲労と指の回復が追いつかなくなってくる。

こういう時は気持ちを切り替えて
まったく登らずに休憩日(レスト日)にしちゃうのがいい。
私の場合は3勤1休くらいのペースが自分に合っているようだが、
この辺は自分の体力や登るグレードにもよるから人それぞれ。

1日おきに登る休むを繰り返してもいいし、
2勤2休くらいが調子いいという人もいる。
いずれにせよパフォーマンスを維持するためにも、
気持ちをリフレッシュするためにもレスト日はあったほうがいい。

で、肝心のレスト日だが
とにかく何もせずにゴロゴロしている人もいる。
動く気力もなくなっちゃうタイプだ。
アクティブレストで回復する人もいる。
軽いジョギングやハイキングしたりしたほうが回復が早いという説だ。

でもまあ、今回はせっかくセブ島まで来てることだし、
セブ島ならではの行動をしてみてもいんじゃないだろうか?

そんなわけで前置きが長くなったが
セブ島でレスト日にやったらいいことをいくつか紹介したいと思う。

セブの岩場はいくつかあるのだが、
地権者と話し合いが必要だったり、
土地のオーナーから許可をもらった人だけが登れたりする岩場もある。
そこで、このサイトでは4つの岩場のみ紹介している。

4つのうちの2つ、タグバオとトゥグノンについては
岩場近隣に宿泊施設が無いため、
そもそもにステイ先がキャンプかそれに近い形になる。
よってレスト日に何をするかというと
セブシティまで帰ってくる。
と言うのが有力な選択肢になる。

お湯のシャワーを浴びて、
マッサージで体をほぐし、
モールで土産を物色し、
疲れたらカフェで休憩する。
レストランで誰かが作った美味しい料理を食べ、
エアコンの効いた部屋でふかふかのベッドで眠ろう。
思うに、これが最高のレスト日の過ごし方だ。

南部の2つの岩場、カンタバコとポオッグについては
岩場近くに宿泊施設があるので少し話は簡単になる。
食事も自炊する必要はなく、清潔なシャワーを毎日浴びられるので
レスト日には体のケアというより
アクティブに観光をする余力もあるはずだ。

せっかく南部にいるのだから日帰りでおすすめしたいのは
①オスロブのジンベイザメ・ウォッチング
②モアルボアルのビーチとイワシの群れのスノーケリング
③カワサン滝のキャニオニアリング
の3つだ。

どれも検索すれば情報が大量に出てくるのでここでは詳細は省く。

それぞれ注意点だけ。
まずオスロブは午前中しか運営していない。
これはジンベイザメの主食であるオキアミなどのエビが
早朝に海面近くに集まるためで、午後になると沈んでいってしまう。

実際には観光客の激増で天然の餌だけでは追いつかなくなり
外部から餌を買ってきて撒くという本末転倒なことをやっているので
午後でもジンベイザメを見ることは可能なのだが、
もともとの習性を尊重するということで午前のみの運営となっている。

注意したいのは週末や祝日は特に混雑が激しいので
8時前には整理券が売り切れちゃうことだ。
よって7時より前。できれば6時くらいには到着する必要がある。
トレド市からでも3時間くらいかかるため、午前3時か4時には出発する必要がある。
連登で疲れているクライマーにはちと厳しい。

もっとも始まりが早いだけあって終わるのも早い。
平日ならそれほど待たずに船に乗れるので9時前には
ジンベイザメスノーケリングは終わり帰途に就ける。
途中で朝食か昼食をとっても昼すぎにはトレドに戻れるから
午後はのんびり過ごすことができる。

モアルボアルのビーチもなかなかお勧めだ。
ダイバーが集まるパナグサマビーチと
ローカル向けのホワイトビーチの2つがある。

パナグサマビーチはレストランやカフェ、
お土産屋もたくさんあるので見るところには事欠かない。
ビーチから歩いてエントリーできるエリアでは
イワシの大群がスノーケリングで見ることができる。
イワシなんか見て楽しいのか?と聞かれるかもしれないが、
あれだけの大群になると圧巻なのだ。

ウミガメも見ることができるが、これはイワシと違って見つけるのにコツがいる。
1人500ペソほどでガイドをする現地人がいるので素直に頼ってみよう。
的確にウミガメがいるポイントまで連れてってもらえる。

パナグサマビーチにはフリーダイビングのレッスンなんかもやっているが、
英語のみの案内なので語学に自信のない人はやめておこう。
それよりは日本人経営のダイビングショップで
スクーバダイビングやスノーケリングを習ったほうがいい。

ホワイトビーチはパナグサマビーチほど栄えておらず素朴そのものだが、
その名の通り広大な白い砂のビーチである。
ビーチでのんびり過ごし、たまに海に入る。
そんなゆるい感じでいい人はホワイトビーチがおすすめだ。
もちろん両方のビーチを往復したっていい。

カワサン滝には2通りの楽しみかたがある。
一つは駐車場から滝つぼまでトレッキングをして
そこで泳ぐピクニック的な遊び。
距離は20分ほどで足元も悪くないから誰でも歩ける。
滝の水は驚くほど冷たいが、かえって体が引き締まるような気がする。
滝のそばには食堂やお店もあり
食べ物、飲み物、お酒まで手に入るから手ぶらで行っても大丈夫。

もう一つのキャニオニアリングは体力に余裕のある人向け。
バイクの後ろに乗って20分ほど山道を登り滝の上流まで向かう。
ここから川を下りながら滝まで降りてくるのだ。
途中では渓谷を泳いだり岩からジャンプしたりと
自然をつかって遊べる。
最後には10メートル以上の高さから滝つぼに飛び込むハイジャンプが待っている。
挑戦するひとは参加者の半分のそのまた半分くらいだがぜひ試してほしい。
アクティブなクライマー向けの実に楽しいアクティビティだが、
全行程で3~4時間くらいかかる。
疲れを回復する目的のレスト日のアクティビティとしては少々ハードかもしれない。


今回は3つ紹介したので、レスト日に試してみてもいいだろう。
なかには3つすべてを1日で回る強者もいる。
それはそれで可能だが、翌日のクライミングに支障がでるかもね。

せっかくセブに来るなら
クライミングもいいが、それ以外の遊びでもセブを楽しんで欲しい。
クライミングもリゾートライフもパランス良く行ってみよう。

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cebuclimbing

Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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