セブ島の基本情報とクライミングをする上での利点とか。

このサイトではセブ島でのクライミングという
ニッチで局地的な事象について紹介しているのだが
たまには趣向をかえてガイドブック的にフィリピン・セブ島を紹介しつつ
それがクライミングにどんなメリットやデメリットがあるか語ってみよう。


●セブ島の概要
大小7107もの島からなる群島国家フィリピンの中央に位置し、国を代表するリゾート地「セブ島」。
サマール島、レイテ島、ネグロス島、ボホール島などの島々に囲まれた穏やかな海が魅力のリゾートです。
国際空港があるマクタン島の東海岸にはリゾートホテルが立ち並び、
リゾートを一歩外に出れば、飾らない庶民の暮らしがある素朴な島でもあります。
またフィリピン中央部の文化、経済の拠点として、年々発展を続けつつも、
郊外に出てしまえば時間が止まったかのような田舎の風景が続く、
新旧、東西の入り混じった独特の文化を誇ります。

というのがガイドブックの言い分。
フィリピンの中央に位置することで適度に都会ながら
まだ物価は田舎レベルというのが魅力だろう。
特に岩場の有る地方は大都市セブシティから1時間~1時間30分ほどとは思えないほど素朴だったりする。

とにかく人口が多く若く活気がある。
カンタバコ、ポオッグのあるトレド市でも
日本だったら過疎化に悩むような地方の小タウンなんだろうが、
夜、マーケットに行くとバーベキュー店の煙が立ち込め
いったいどこにこんなに人がいるんだろう?というくらい活気がある。
連れてった日本人夫婦なんかは「今日はお祭りかなんかですか?」と言ってたくらいだ。

●言語
公用語はフィリピン語(タガログ語)ですが、セブ島では主にビサヤ語と呼ばれる言語を話します。
英語は共通語として認められているので、ほぼ全域で通じます。
実は英語を話す人口はアメリカ、イギリスについで世界第3位です。

これはやはり大きな利点だろう。
カタコト、単語程度とはいえ英語は日本人にとって最も親しい外国語だからだ。
はっきり言って単語を並べれば何とかなる場面も多い。
また、いわゆるネイティブスピーカーではないので聞き取りやすいのもありがたい。
お互い母国語ではないので自分たちなりの発音になるからだろう。

●宗教
約8割がローマカトリックの信者。パブティスト派、メソジスト派、
モルモン派など、キリスト教だけで90%を超えます。

クライミングに宗教は関係ないように思えるが注意しておくに越したことはない。
私の経験上はフィリピン人とは宗教トークをすべきでない。
このコンテンツに限っては意見が対立してもフィリピン人は絶対に譲歩しない。
「宇宙の始まりは?」みたいな話はいっけん科学的だが
ビッグバンが起こって、水素とヘリウムが誕生して・・・みたいな事は通じない。
GODが創世したからだ。
登った日の夜にフィリピン人と夕食を囲むこともあるだろうが、
宗教的なテーマが出てきたときは自分の意見を言わず
ニコニコ笑ってバカのふりをすることをお勧めする。

●時差と移動時間
日本との時差は1時間。日本が1時間早い。
日本の午前10時はフィリピンの午前9時。サマータイムはなし。

時差がないのもうれしい限り。
時差ボケというのは本当に困ったものなので
同じような時間に日が昇り日が暮れるのはありがたい。

時差もありがたいが、日本からの移動時間が短いのもうれしい限り、
オーストラリアのパースなんかはフィリピンと同じで日本との時差は1時間だが
日本からの移動距離と移動時間は大きく違う。

現在セブ島には成田をはじめ、関西、中部の各空港から直行便が飛んでいる。
フライト時間は4時間程度。気流に逆らっても5時間はかからない。
フラッグキャリアであるフィリピン航空のほかにLCCであるセブパシフィック、
もっと安く上げたいなら韓国経由もある。

●通貨
通貨単位はフィリピン・ペソ

ペソの計算が簡単なのもフィリピンのメリットだ。
だいたいペソを倍にしたものが日本円だと思っておけば間違いない。
10ペソは20円。
500ペソは1000円。
そう考えれば金額の妥当性に困ることはないだろう。
物価はまた別の話だが。

●ビザの有無
観光目的の21日以内の滞在ならばビザは不要。
ただし、パスポートの残存期間が6ヶ月以下は入国できないので注意が必要。

他の東南アジアの例にもれずフィリピンもビザなし入国が可能。
事前の手続きも必要なく有効期限が6か月以上あるパスポートさえあれば入国できる。
ガイドブックなんかには書かれてないが延長もかなり簡単だ。
特別な理由は不要で2か月の延長ができる。


●電気
電圧は220Vで日本の電気製品は使用不可。
持参する場合は変圧器が必要ですが、ホテルによっては110Vのコンセントもあります。
ほとんどのプラグ(コンセント)は日本と同じ平行形。

これは困った点。
日本とは電圧が違うので使えない。
また現地で変圧器を買うのもおすすめしない。
売ってるところが限られるうえに、かなり重くて使いにくい。

日本から持ってきてそのままコンセントに差せるのは
ノートパソコンや携帯電話、カメラの充電器のような
アダプターが一体になってるものだけだ。
幸いコンセントの形は日本と同じなのでそのまま使える。

人によって困るのがドライヤーやヘアアイロンかな。
日本から持ってくるならユニバーサル電圧の物になるけど
こういうのは高額だったりする。
ドライヤーくらいなら現地で買っても300ペソくらいからあるし、
現地調達して帰るときに誰かにプレゼントするくらいがいいかもしれない。

●治安
フィリピンと言うと治安の悪い国という印象があるが、
治安は決して悪くない。とは言ってもやはり外国。
スリや置き引きなどの軽犯罪は多い。
貴重品は常に身につけるか、ホテルなどの金庫に預けたほうがよいでしょう。

私個人の話をすれば治安の悪さというのは気にならない。
治安はその人の行動や行く場所や時間帯に大きく左右されるからだ。
少なくともいきなりナイフが出てきて強盗に会うとか、
そういうのは心配しないでよいだろう。

とは言えど、やはり日本とは違うことは認識すべき。
この国は人の命がまだ軽く安いのは事実だ。

観光客ならそれほど関係ないだろうが、
在住者はフィリピン人との関わりが深い。
口論になったりケンカをすることもあるだろう。
日本ならそんな時でも殴りあって終わりだが、
こちらでは銃が出てくる。
危うきに近寄らないのが鉄則である。
もっとも考えようによってはクライミングのほうが危険かもしれないが。

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プロフィール

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Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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