クライミング用具はセブで手に入るかのか?

結論から言ってしまおう。

ほぼ不可。

と思ってもらっていい。


ごくごく一部のギアのみが入手可能だが、
金額的にかなり割高だしあまりお勧めしない。
必要なギアは日本から持ってくるしかない。


がっつり登りこむわけでもないし、滞在中に1日だけ登ってみたい。

そんな人は重くてかさばるクライミング用具を旅行に持っていくのがためらわれるだろう。
このサイト内でもギアのレンタルをできるようにしてあるので、
そちらを利用してもらうのがいいだろう。

まったく初めての人向けにはクライミング体験ツアーも用意してある。
こちらは必要な道具は全て込みにしてあるので心配は無用だ。


セブ島にアウトドアショップはあるのか?

サイズ的にクリーニング店くらいの小規模なアウトドアショップを除けば
セブでギアが手に入りそうなのは2店舗のみ。

まずはSMシティに入っているHABAGAT
ここではPETZLの製品が少しだけ手に入る。
しかし品ぞろえは悪い。

若干のロープやビレイデバイス、アッセンダーなんかが手に入るが
ほとんどアクセサリー感覚だ。

セブでPETZL製品を購入するのは
クライマーよりもビルメンテナンスなどを仕事にする高所作業員がほとんどなのだ。
屋上からロープやゴンドラを吊るしてビルの外側から窓磨きをするアレだ。
これはけっこう実入りのいいお仕事だし、
信頼できる道具を使っていないと命に関わるから
少々高額でもPETZLが売れたりするのだ。

クライミングジムの紹介ページでも書いたけど
このハバガットはクライミングジムを経営しているアウトドアのアパレルメーカーである。

クライミング専用のギアはほとんど売っていないが、
ハバガットのアパレル類はなかなか優秀だったりする。
特に消耗品でもあるクライミング用パンツは
ここなら1000ペソ以下で購入できたりするのでお土産に買って言ってもいいかもしれない。
軽作業着としても重宝する。

同様にTシャツ類も価格の割に品質が良い。
デザインはまあ、あれだが。
とにかくブラックやダークトーンがよく売れる日本のアパレルと違い
フィリピンはハデハデでゴテゴテの比率が高い。
そういうのが好きな人はいいかもしれないけど。

あと、この店で買える主な商品はサンダルとザック類だが
こちらは正直おすすめできない。

サンダルはアウトドアメーカーだけあって、
そこらで売っているやつよりは丈夫だが重くて使いにくいのが難点。

ザック、リュックサックなども比較的安価で手に入るが
やはりアウトドアメーカーのそれと比較するとチープさが否めない。
まあ、わざわざ買う必要はないかな。


ギアが買えるもう一つの店舗はアヤラセンター内のROXだ。
こちらはハバガットに比べるとずいぶんアウトドアショップらしい店舗設計をしている。
規模の小さい好日山荘みたいな感じだ。
大手アウトドアブランドの商品は手に入る。
ノースフェイスとかパタゴニアとか。

しかしクライミング用品に限って言うと
ブラックダイアモンドの製品が少しあるくらい。
売り物として考えてないのかクイックドローなんかショーケースに入っている。

宝石や貴金属のように店員さんに、
これ見せてくださいって言って出してもらうのだ。
クイックドローだぜ?
ちなみにチョークも売ってるが同じく宝石扱いとなっている。


こんな状況なのでセブ島でクライミングギアを手に入れるのはあきらめた方がいい。

唯一セブで買ってもいいかなと思うのがビレイ用のデバイスだ。
サイズも関係ないし、カラーバリエーションもほとんどない。
金額的にも日本で買うのと変わらないし
信用できるメーカーの物ならどこで買っても品質は同じだ。
日本に忘れてきちゃった時はセブ島で買っても損にはならない。
安いわけではないから得もしないが。


話が横道にそれるが、
それではセブローカルのクライマーは
いったいどこでシューズやらロープやらを手に入れているのか?

これは50%くらいが海外の通販サイトで購入。
のこり50%が外国に行ったときに現地で買うというスタイルになる。

ご察しの通り、ロープやクイックドロー、チョークなんかはともかく
クライミングシューズをオンラインで買うのはけっこうギャンブルだ。
しかも海外からの取り寄せなんでサイズが合わなかった日には返品も容易でない。

私なんかはもう何年も同じシューズを同じサイズで履いてるので
試し履きしなくてもリピ買いできるが、
初めての1足をオンラインで購入し、足に合わないで泣いているケースも多々ある。

フィリピンは出稼ぎ大国なので家族や親戚に1人2人は海外で働いている人がいるのが普通だ。
そこで彼らに買ってもらうというのも手になる。
特に香港はギアも安めだし、買ってすぐフィリピンに向けて発送すれば数日で到着する。


話をもとに戻そう。

セブでクライミングをする際には
クライミングシューズだけは自分のものを持って行こう。
言われなくてもそうするだろうが、
シューズは替えがきかないし現地購入もほぼ不可である。
展示品があったりするがサイズを選べないことがほとんどだ。

ハーネスもできれば持参で。
PETZLまたはBD製なら手に入るが、最近のハーネスはコンパクトで荷物にならないし
バックルの折り返し忘れ事故を防ぐなど
使い慣れた自分の物のほうが良いと思われる。

同様にチョークも持ってくる方がいいかな。
軽いしね。
もしチョークが余ったら、ぜひ地元に寄付して帰ってほしい。

ロープとクイックドローだが、これはクライミングスタイルによる。
数日間に渡って登りこむなら自分の物を持ってきたほうがいい。

逆に1日だけ登ってみるくらいならレンタルで良いと思う。
でもレンタル代がかかるでしょ?
そう思うかもしれないがロープはかなりかさばって荷物量を増やしてしまうし、
クイックドローは重いので重量制限が心配だ。
重量超過で空港で超過料金を払うくらいならレンタルしたほうが得だし
行きも帰りも身軽で済む。

とは言え、命を預ける物なので他人のレンタルギアは信用できない
というひとは自分の物を持ってくるべきだけど。

ビレイ用のデバイスは上記でも書いたけど購入できる。
でもこれも重いものでもないし持ってきちゃったほうがいいように思える。


なんどもこのサイトで書いてるようにセブ島はリゾート地である。
セブ島に行くからにはクライミングばかりでなくリゾートライフも味わってほしい。
で、リゾートに行くなら荷物は小さく軽いほうがいい。

クライミングもリゾートもバランスよく行ってみよう。

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Author:cebuclimbing
大野 直樹
トラベル・クライミング・サポーター
セブ島在住20年でセブ島をスミからスミまで歩く。
仕事と家庭ともにメインの言語はセブ語、文化風習にも明るい。
クライミング10年、フィリピンの岩事情を最もよく知る日本人。
また観光業のエキスパートとして旅行とクライミングの両方の側面から
最適なプランを提案できます。
ちなみに3児の父。

Contact: +63-917-814-6988

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